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4月 長唄:
賎機帯
春爛漫の隅田川の船着き場が舞台です。人買いに子供をさらわれた母親が物狂いとなり遊芸に身をゆだね、息子を探し求めます。その狂女と渡し船の船長(船頭)とのやりとりの中で、寂しさの中にも春の花やいだ雰囲気も求められる演目になっています。 |
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3月 清元
三社祭
別名「善玉悪玉」ともいい、歌舞伎舞踊としては珍しく軽快な振りがついています。
浅草三社祭の場、山車人形で神功皇后と武内宿禰が踊り、引き抜きで漁師の姿になり流行唄にのり賑やかに踊ります。その後善玉・悪玉の面がついた黒雲が下りてきて、善玉・悪玉の踊りとなります。リズミカルでユーモラスな部分もあり、名作の一つと言えます。 |
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2月
半田稲荷
三代目坂東三津五郎初演(1813年)。二月の初午、子供の
疱瘡
、麻疹の神様といわれた半田稲荷へ代参する願人坊主が、物貰いををして歩く姿を舞踊化した風俗舞踊です。
疱瘡除けに効くという、‘赤’づくしの格好で町々を練り歩きました。
ユーモラスな踊りの見せ場もあり、風俗舞踊のおもしろさが盛り込まれています。 |
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1月 常磐津 三ッ面子守
江戸の正月、下町の子守が三つの面を使って三人の人物を踊り分けるという、楽しい踊りです。
当時の‘子守’や‘丁稚’は明るく朗らかで、下町の人気者だったようです。
田舎から年季奉公に出てきた幼い娘が、江戸に馴れて小生意気になった風俗を上手く舞踊化したおもしろい演目です。 |
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